取扱いし易いボディサイズ 5.0m×1.9m×2.5m と ”室内高” が魅力的。
キャブコンからのお乗換えの候補になったこのサイズ。
ご自宅の車庫サイズも大きな要因になりますね、室内の広さと高さ、この大きさと重さをガッチリ受け応えてくれるエンジンパワー、このようなポイントを満足させてくれるキャンピングカーをお考えのうえでの結果、弊社『キャンピングカー広島』の【プレシャス β】シリーズのハイルーフ車をベースにして、ワンオフのキャンピングカーを造らせていただく事になりました。
どうせ造るなら・・・、と、「ルームエアコン・電子レンジ等AC100V機器をある程度は心配する事の無い様な電源を備えておきたい。」としてリチウムイオンバッテリー 200Ahを装備する事にしました。
室内照明、FFヒーターなど、一般設備用の電源には、AGM(ジェルバッテリー)100Ah を採用し、走行充電とAC100Vで蓄電するシステムに組み立て、リチウムは154Wソーラーチャージと、AC100Vからの充電機能のみで蓄電させる2バッテリーシステムです。
リチウムイオンバッテリーは、この車両も主に AC100V関連機器にしましたが、これまでの同系統電源を持つキャンピングカーにお乗りの方々の場合、リチウムイオンバッテリーの電圧変化が少ない事が見受けられていますので、この車両に至っては冷蔵庫の電源もリチウムイオンバッテリーから取電する事にしました。
乗車定員は5名でOKですが、セカンドシートにも乗車する事が比較的多いので、3名掛けシートを設置して、高身長のオーナー様には、ベッド長を2.2m越えで設定。緊急用としてポータブルトイレの収納庫、クローゼットの設置、冷蔵庫は40L以上などなどから組み上がった、FRPハイルーフの世界にたった1台のキャンピングカーになっています。
弊社には、『プレシャス』と言うハイエース ワイド ミドルルーフ S-GL をベース車にしたキャンピングカーがございます。
このキャンピングカーは、コンセプトとして ”日常の通勤やお買い物に利用しやすい” FRP製ポップアップルーフと、室内天井ぐるりが収納庫になる FRP製ハードボディハイルーフのどちらかを選択できます。
ハイエース スーパーロング は適度に長く広いのですが、車庫事情やフェリー乗船事情など、長さは5.0m未満をご希望の方々は意外と多く、高さに制限を感じられない方には大変お薦めのベース車になる『ハイエース ワイド ハイルーフ』です。
この空間をどのように使うかは、使う ”あなたの思い” で決まります。
あなたの個性を形に変えて、世界に一台の ”こだわり” を持った
あなただけのお車も造らせて頂いております。
セカンドシート
セカンドシートに3名掛けをセッティング、優先順位からベッド長が第一で、展開時時のベッド長は、2230㎜にもなります。
リビング&ダイニング
サードシートに見えてしまうスペースは、ベッド展開時にベッドスペースとなって乗車定員席にはなりません。停車時の着座は問題ありませんので、5人で車中泊ってな場合には、この部分に着座いただいてリビングやダイニングに、みんなでお食事タイムをお楽しみいただけます。
ダイニングスペース
テーブルは右壁面に格納して片付けます。
クローゼット前面には、旅先での情報収集と寛ぎのため、DVD内蔵型TVを装備しています。
ギャレー ①
上面がフルフラットのカウンターギャレー一番後ろに引出しタイプの50L冷蔵庫を装備。
その上には、しっかり深さのある引き出しを装備しています。
ギャレー ②
カウンターギャレーの一番前には、カセットコンロをセットする事が出来る折畳式のコンロ台をポリタンク取出し用ドアにセットし、スペースの有効利用をしています。
ギャレー ③
ステンレス製のシンクは、耐熱ガラストップの蓋を閉じれば、カウンター上面はフルフラットのスッキリ状態になります。
また、収納スペースも、フロント側には清水・排水それぞれのポリタンクが収納されています。
中央の上側に調理器具や食器などの収納庫、下側には、カセットコンロを収納できる、どちらも奥行きのある収納庫になっています。
ギャレー部 ④
50Lの引き出しタイプ冷蔵庫は、コンプレッサー式なので、冷えも心配ありません。
ギャレー部 ⑤
カウンターギャレーから通路を挟んだ反対側には、クローゼット、電子レンジ、最下部にはポータブルトイレを収納できるスペースを確保しています。
クローゼット部 ①
このクローゼットの容量でも、庫内前部分はハイルーフの室内高を生かしたハンガーパイプをセットしています。
電子レンジは、弊社では定番型、庫内フラットテーブルのオーブンレンジです。
クローゼット部 ②
緊急用として準備をしておきたい『ポータブルトイレ』をクローゼットの一番下に収納可能スペースを設けています。
左側の赤いスイッチは、AGMサブバッテリーを補助できる様設けてある、リチウムイオンバッテリーへの切替スイッチです。
走行充電システムが不具合の時に利用できる安全回路です。
スイッチと電圧計
助手席側スライドドア上部に、右からインバータースイッチとリチウムイオンバッテリー専用の電流・電圧・残量を表示するモニター。
更にその右側に、AGMバッテリー専用の電圧計と4系統の集中スイッチパネルを設けています。
ルームエアコン
セカンドシート上部右側に、ルームエアコン室内機を設置しました。
運転者席天井部は、ハイルーフ車のためドア付の収納庫になっています。
設備バッテリー
電源には、青色AGM(左 100Ah×2)が照明機器・FFヒーター等の一般設備電源に、白色リチウムイオン(右 200Ah)を 冷蔵庫と AC100V系のルームエアコン・電子レンジ等に振り分けて利用するシステムにしました。
バッテリー切替スイッチ
もしもの事を考慮して、時期に関係なく利用頻度の多いAGM側をフォローできる様、リチウムイオンバッテリーに切り替えて利用できる、電源切替スイッチも設けました。
センターコンソール
純正のセンターコンソールボックスを撤去して、ペットの愛犬をケージに入れたままこのスペースに置けます。
ケージを固定できるベルトを備えるとさらに安心かな?
電装機器収納部
クローゼット前のマット下は、すべてが電装スペースで大混雑です。
さらに、リヤヒーターもこのスペースの一部を利用しています。
電装設備に係るスペースはとっても重要で、密のなれば通気の心配が必要です。
ベッドスペース
おふたり用のベッドは、スペース長さで 2230㎜になり、ギャレースペースの関係で、有効幅は、1200㎜になっていますが、助手席側スライドドア入口部にも補助マットをハメ込むことで、
1700㎜の室内幅いっぱいのベッド幅の確保もできる様になっています。